自己紹介
『自分らしく生きて』
高校を卒業してしばらくしてから、友人が亡くなりました。詳しい話は聞かれなかったけれど、連絡がきたとき、直観的に自殺だとわかりました。以前からそんな気配がしていたからです。私はその後、ちょうどミディアムシップ(霊媒)のワークショップに参加する予定があって、その際に亡くなった友人からのメッセージを受け取ることができました。彼女が私に残したメッセージは『自分らしく生きて』でした。
当時、私と彼女は、高校を卒業してからフリーターをやっていて、それから専門学校や大学に進学して卒業し、就職し始めた頃でした。個人的に連絡を取り合っていたわけではなく、高校の友達と集まる際に会う、グループ仲間でしたが、Facebookで彼女の写真を見るたびに、私自身と彼女自身の人生がとても重なって見えて、大丈夫かな?と思っていました。周りの空気を読んで、自分を茶化して、笑いを誘ったり、人間関係で悩んでいるようでした。
フリーターから大学へ、大学から就職へ、と進んだ私たちは、自分に嘘がつけなかったのですね。会社に就職という選択肢をしたのは、世間体や親孝行のためでした。